ＬＤＬコレステロールとは？
ＬＤＬコレステロールとは、俗に言う悪玉コレステロールのことで、LDLコレステロールが高いと様々な病気を引き起こす原因となります。善玉コレステロールは、HDLコレステロールと呼ばれています。LDLコレステロールとは違うものです。健康診断で高いと言われたコレステロール、当然誰でも下げたいものです。しかし、悪玉のＬＤＬコレステロールはなかなか変化がでません。ですから、ＬＤＬコレステロール値を下げるには、継続して運動する必要がありますが、運動のためだけの時間を作るのは難しいものですよね。そこで、日常の中に運動を織りこむことを考えてみましょう。ＬＤＬコレステロール対策に必要なのは、身体の代謝を上げる有酸素運動です。はじめの一歩として、通勤中に歩く時間を作ってみましょう。自宅と勤務先との間に距離がある場合、電車、バスであれば早めに降りて一区間歩くのです。有酸素運動によってＬＤＬコレステロール値を改善するには、20分以上連続して運動しなければならないと言われていました。しかし最近では、短い運動の積み重ねにも効果が認められています。エスカレータではなく階段を使ったり、立ち仕事中に背伸び運動してみたりと、細かく運動を取り入れることも有効です。最後に、一日の仕事、それに加えて運動の疲れを癒すため、ぬるめのお湯にじっくり浸かりましょう。20分以上の半身浴は血管を広げ、ＬＤＬコレステロール対策に効果的なのです。